腰椎分離症の再発予防に続けた習慣 筋肉は天然のコルセット

ケガと回復の記録

※これは我が家の体験の記録です。私は医療の専門家ではありません。ここに書いたケアやトレーニングは、必ず整形外科の医師・理学療法士に相談したうえで行ってください。

成長期が終わったいま、息子は、腰を 痛がりません。
腰椎分離症と診断されてから、再発を防ぐために、
あれやこれや 実践してきたことが あります。
今日は、それを、書いておきます。
——いま、お子さんの「痛い」に、付き合っている、お母さん。
終わりが見えなくて、不安な夜も、あると思います。
そんなあなたに、この記録が、
何か ひとつでも、希望に変われば うれしいです。
※ ぜんぶ「我が家の場合」です。必ず、整形外科のお医者さんと相談しながら、進めてください。

まずは、安静

これが、いちばん大事で、いちばん、しんどい。
お医者さんが「動いていい」と言うまでは、ぐっと 我慢。
早く治したいなら、絶対に 無理をしない。
本人にとっても、家族にとっても、これが いちばんつらい時間です。
でも、ここで焦ると かえって 長引いてしまいます。

休んでいる間に、できること

「何もできない」期間に見えて、実は、やれることが ありました。
基本は、整形外科。MRIやCT で、骨が今どうなっているかを 定期的に 見てもらう。
それを土台にして、下のケアを 少しずつ 足していきました。

超音波(電気)治療

整形外科で勧められました。骨の回復を助けると言われています。定期的に通いました。

お風呂に、必ず浸かる

夏の暑い日でも、シャワーで済ませない。毎日 湯船に浸かる。血行をよくする。これは すべての怪我予防にもなるから続けるように と 監督からも言われました。

座る姿勢を、変える

骨盤を立てるように 普段の座り方を意識していたら、いつのまにか 姿勢そのものが 良くなっていました。ある理学療法士さんから、これ一番大事かも って言われました。

ストレッチ

特に、股関節まわりを、ていねいに。様々な動きは、整形外科で理学療法士さんが教えてくれます。

足首の柔軟

足首が硬いのも、よくないそうです。階段の段差に、つま先だけ乗せて、かかとを、上げ下げ。(アキレス腱あたりを伸ばせる道具もあり、歯みがきしながら 乗ってました)

足の裏を、ほぐす

ゴルフボールや、テニスボールを、床に置いて、足の裏で、コロコロ。(マッサージ用に ボールを買いました)我が家の 食卓テーブルの下に いつも転がっています。

ゴムバンド

背中の、肩甲骨まわりを伸ばすのに、使っていました。

勉強の貯金

そして、意外と大事だったのが——勉強の、貯金。
これは、野球とは関係ないようで、すごく、関係あります。
どんなに野球がうまくても、学校の評定が悪いと、
推薦のチャンスが、もらえないことも あるそうです。
体を動かせない時期は、勉強できる時期。
「野球ができない今だからこそ」と、机に向かう。

「トレーニングしていい」と言われたら

お医者さんに「トレーニングしていい」と言われたら。
ここから、ようやく、攻めの番です。
ただし、いきなり全力では、いきません。地味な動きから、少しずつ。

体幹トレーニング

プランクをはじめ、インナーマッスルを、鍛えていく。
筋肉を、「天然のコルセット」として育てて、腰椎にかかる負担を、減らしていく。
(本物のコルセットと過ごした数年間のことは、コルセットは、いつかお守りに変わるに書きました。)
ただし、正しい動きをしないと、意味がないどころか、逆効果のことも、あります。必ず、理学療法士さんに、教わった通りの動きで。自己流は、危ないです。
(トレーニングマットがあると、滑りにくくて、やりやすい。YouTubeに、時間を計りながら、一緒にストレッチしてくれる動画がいろいろとあって、よくやっていました。)

ピラティス

これは、腰椎分離症のリハビリとピラティスに、くわしく書きました。ピラティスボールや、ストレッチポールで、体のあちこちをほぐしたり、インナーマッスルを鍛えたり。

お守りみたいな話 分離症は「もう野球ができない」ではない

最後に、ひとつ。お守りみたいな話を、しておきます。
プロ野球の選手にも、分離したまま、第一線で活躍している人は、たくさんいるそうです。
分離症は、「もう野球ができない」ということでは、ありません。
大事なのは、痛みと、うまく付き合いながら、体を育てていくこと。
その術さえ、身につけてしまえば、ちゃんと、また、グラウンドに戻れます。
診断された日は、息子も、私も、泣きました。
でも、いま思うと、あの期間は、
自分の体を、自分で労わる術を、身につける、修行の時間でした。
体だけじゃなく、心も、強くなった。
いつか、息子が、ぽつりと、言いました。
「腰椎分離症になってしまったけど、あの時の素振りの努力は 後悔してない。あの時期がなかったら、今の俺のバッティングは、ない」
——怪我は、終わりじゃ、なかった。
過程で、通過点。
成長期が終わって、筋肉が、骨を、守ってくれるようになったいま、
あの地味な毎日が、ぜんぶ、この子の体に、残っています。

あの頃の私への手紙

痛みが出た日は、泣いていい。
でも、休んでいる今日も、ちゃんと、未来に、つながってる。
焦らなくて、大丈夫。
体は、ちゃんと、追いついてくるからね。
今日も おつかれさま。

  • このブログは「我が家の場合」の記録です。
  • 本記事は我が家の経験を記録したものであり、医療的な判断については医師にご相談ください。腰椎分離症は、分離の度合いや成長の段階によって、回復のしかたも、向き合い方も、人それぞれです。再発しやすい時期もあります。ここに書いたケアやトレーニングは、必ず、整形外科のお医者さん・理学療法士さんに相談・指導を受けたうえで、無理のない範囲で行ってください。
  • よかったら、また、読みに来てください。

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